第11回エステティク学術会議

9月5日 (火) 六本木にあるハリウッドプラザにて、第11回エステテ ィック学術会議が行われました。
 求められる技術力と人間力をテーマに掲 げ開催されました。 会が始まるにあたり吉井眞人会頭より挨拶がありました。
 初めにSBS副理事長原恒子先生より、SBSの必要性とこれからの美容 のあり方についての講演がありました。SBS の評価に基づいた確実で最高の技術を提供するのはもちろん、お客様のニーズにトータルにお答えで きる、メニューづくりと提案が必要不可欠であるとのお話でした。
 次に特別講演として、接遇・マナー講師の櫻川るい子先生より、サロン 従事者に求められるコミュニケーションスキルについて講演がありまし た。
 確かな技術を提供するのはもちろんですが、接客の基本である笑顔を 忘れずに、お客様の気持ちに寄り添った接客が大切であるとのお話でした。 そして、日本エステティック研究財団理事長であり皮膚科医でもある関東裕美先生より、手荒れの原因と予防についての講演がありました。手荒 れを感じたら早めに病院にかかることが一番ですが、サロンでもできる予 防策を経営者とともに講じることが大切だとのお話でした。
 次に、接遇・マナー講師の櫻川るい子先生をコーディネーターに迎え、 SBS の講師によるパネルディスカッションが行われ、技術の提供とアド バイスのバランスや、正しい知識の提供の仕方など、普段私たちの接客に も役に立つディスカッションが行われました。
 最後に研究成果発表として、エステティシャンの腰痛予防対策に関する 研究発表が、協会の久米建一先生よりされました。美容業界で腰痛を抱え る施術者はたいへん多く、腰痛になる前の予防が最も大切で、その方法等 もお話いただきました。
  4時間に渡る会議でしたが、どれも有意義な講演で、今一度自分のお客 様への携わり方や美容師としてどうあるべきかなど考えさせられました。 今回のお話を参考に、お客様に選ばれ、喜ばれるお店作りをしていきたい と思いました。

大宮支部 吉澤富子



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