第四十五回全日本美容技術選手権大会
平成二十九年十月十七日(火)第四十五回全日本美容技術選手権大会が行われた。
開催地は徳島。徳島市内の県立産業観光交流センター「アステイー徳島」には、地元はもとより全国から空路、陸路を経て続々と美容関係者が集まる。
当日は雨。肌寒い天候となったが、会場内は時間の経過とともに人々の熱気で盛り上がり好調なスタートとなった。
徳島県飯泉知事による開会宣言の後、表彰式へと移る。中でも作文コンテストでは我ら埼玉県の黒沼雅子氏が優秀賞受賞の栄誉に輝き応援隊のみんなはこぞってお祝いの拍手を送る。
その後、選手宣誓に続きいよいよ各部門の
競技がスタートした。
ここまでの会場内の整然と進行する様子は開催県組合関係者皆様のビックイベントへの関心の高さと協力の上に準備されてきたことが感じ取れる。
次々繰り広げられる部門ごとの選手の皆さんの熱気が広い会場に伝わる。
埼玉県からはヘアスタイル部門間山佳衣選手、ストリートカット部門宇部光太選手、カットブロー部門深井晃子選手を代表として送り込んでいる。応援の垂れ幕もなかなかの出来で一番目立ったと皆さんの感想もあった、
すべての競技が終了し緊張が解けた頃、世界にもその名を知られた四百年の歴史を持つ地元徳島の阿波踊りの有名連の一つが入場、見事なお囃子のリズムに乗り舞台上で生の迫力を見せてくれた。
その興奮が納まった頃、待ちに待った審査発表の時が来た。再びの緊張の中、四十七都道府県からの出場選手二百八名の期待が集まる。
喜びとガッカリの空気の交錯する中発表終了。 どの選手も積み重ねた沢山のトレーニング量と結果が裏腹になったとしても、全てが終わった時、爽やかな達成感は選手に与えられた選手だけが味わえる納得なのかもしれない。
若い今こそ、技術の追及のための挑戦は、生涯自信をもって楽しい仕事ができる裏付けにもなることを多くの若者に知ってもらえたらと思います。
佐近美枝子
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